ライティングを勉強して英語の総合力も一緒に鍛える【新大学受験】

今回は”新大学受験でも通じるライティング勉強法”をメインに記事にしました。

「暗記重視の勉強法=海外で通用しにくい英語」から「実践的な英語力をつける勉強法=海外で使える英語」へ。

英語の根幹

ライティングをマスターして総合的な英語力をアップさせよう。

2020年から入試英語は四技能に

2020年から大学入試の形式は大きく変わり、より総合的な英語力が問われるようになります。

大学受験を考えている皆さんは、四技能型の英語試験の勉強方法に不安を感じている人もいることでしょう。

新形式ってどうなの?

「試験の形式が変わる」というとそれだけで心配になってしまうかもしれません。

ToeflやToeic(SW)など民間の試験を導入することで、ライティングの勉強も必要になってきます。

ですが、正しい勉強方法が身に付ければ、それぞれの分野で高得点を目指すことがでます。

さらに将来にも通用する実践的な英語力が身につくのです。

とん
結局、正しい勉強法が大事なんだよね

ライティングで重要なポイント

ライティングは得意(または好き)な人と、そうでない人にはっきりと分かれる分野です。

苦手な人が多い分野なので、鍛えればライバルとグッと差をつけることができます。

ライティングの勉強をする皆さんに頭に入れてほしい3つの要素と一番重要なポイントをお伝えします。

ライティングの3C

  • Correct-正しく:
    単語、文法の誤りがなく、コンマ、アポストロフィ等を正しく使い自然な英文にする
  • Clear-明確に(はっきりと):
    あいまいな表現を無くし、読み手にきちんと伝わる文章にする
  • Concise-簡潔に:
    わかりやすくするために、短めの文章にする
「何を書くのか」をまず頭で考えることが重要なポイント。当たり前のようで出来ていないことが多い。

みいすけ
「なんとなく書き始めていく」っていうのはやめたほうがええな。まずは内容を頭の中でまとめてみるんやで

得意・苦手別 ライティング勉強法

ここからはライティングの得意な人、苦手な人それぞれの勉強方法をお伝えします。

英語が得意・好きな人

得意・好きな人向け勉強法

  1. 単語量を増やし、文法事項をマスター:
    ライティングで一番大切なのは、単語、文法のミスをなくすこと。新しい単語を覚える際には類義語もチェックして語彙力を上げる。
  2. 英字新聞や雑誌を読んで要約を書く:
    英字新聞を読むことで文の構成が把握でき、語彙力も上がる。要約の練習をすることで文字数に合わせた英作文の練習に繋がる。
  3. アプリなどオンラインで添削をしてもらう:
    文法的には合っていても「こう言うほうがより自然な表現だよ」と教えてもらう。どんどん英作文の力が上がっていくのを実感できる。
  4. IELTS,TOEFLなどの英作文の問題を解く:
    自由英作文対策で、社会問題などに対する自分の意見をすぐに表現できる力を鍛える。
口語表現、スラングは絶対に使わないこと。書き終わったら必ず見直しをすること。1点のミスが命取りなので単語のスペルミス、文法のミスがないように確認するクセをつけよう。

英語が苦手・嫌いな人

苦手・嫌いな人向け勉強法

  1. レベルを合わせて単語力を上げる:
    どれだけ考えがまとまっていても、単語量が不足しているとライティングは出来ない。新しく出てきた単語は面倒がらずに必ず辞書で調べる。
  2. 英語で日記を書いてみる:
    時間がかかっても良いので、まずは5文程度から始める。英文は書けば書くほど上達する。オンライン添削サービスを利用して添削してもらうのも良い。日々の学習で使える語彙が増える。
  3. 初心者向け文法教材を何度も解く:
    新しい文法事項に出会ったとき、ついでに英作文もする。作った英文は添削してもらうと良い。
  4. 日本語で書いて、それを英文に直す:
    簡単で短い日本語の文を英語になおせるか。それを訓練する(英語は一文が短いからといって減点はされない)
  5. 毎日短英文を声に出して読む:
    英文の基本的なかたちを覚える。声に出して読む癖がつくと「並べ替え問題」の正答率も上がる。音読は英語勉強法の中で唯一最強。
難しい単語を使わないことが大事。全体的な文章がアンバランスになって印象が最悪。できる限りシンプルな文章がキレイな英文の秘訣。


ライティング勉強法まとめ

肝心なのは「きちんと自分の伝えたいことが文章になっているか」「正確な文章が書けているか」ということです。

書く前に必ず自分の頭の中で(慣れるまでは日本語で書きだしても良いので)何を書くのかをはっきり思い描いて下さいね。

ぺんた
適当に書き始めてもすぐにつまるからね

ちなみに私の場合

私が大学受験の時にお世話になった参考書は、駿台受験シリーズの基本英文700選です。

3回くらいは繰り返して使った覚えがあります。文法項目もきちんと網羅しているので問題を解きながら文法の確認もできます。

別売りのCDと合わせて学習するとリスニング力もつけることができます。

ライティングを勉強するメリット

今回はライティングの勉強方法をお伝えしました。

最後に、ライティングが英語の他分野にどんなメリットがあるのか挙げてみます。

ライティングの勉強をすることによって

  • 語彙力が増える:
    スピーキング力もアップ、知っている単語が増えるのでリーディング力も上がります
  • 文の構成力が身につく:
    スピーキング力が上がります
  • 受験以外の試験対策にもなる:
    ビジネスで使える英語力が身につきます
  • コミュニケーション能力が身につく:
    面接などでも有利になります

みいすけ
メリットだらけやな。英語は相互学習やから、絶対ライティングも勉強するんやで


おわりに

今回はライティングに絞った勉強法を紹介しました。

英語は「リスニング」「スピーキング」「リーディング」「ライティング」の全てを総合的に学習することによって初めて身につきます。

四技能型の英語学習をきちんと進めていくことで、皆さんの英語力が全ての面においてアップします。

苦手な分野がなくなるようにそれぞれのパートの学習をがんばってください。

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