前編のおさらい

  1. 中学時代:
    ネトゲ中毒で友達もいなかった私は勉強にも興味を示さず偏差値43の高校に滑りどまりました。高校1年の時は中学時代と何も変わらず進学意欲はゼロでした。
  2. 高校2年生:
    同級生から美術部に誘われ入部します。すでにプロの先輩や宝塚音楽学校に合格し退学した人と出会って衝撃をうけます。クラスでも数学が出来る人間として誉めそやされて数学の勉強にも意欲を出すようにも。
  3. 志望校決定:
    数学しか勉強したくなかったので東京工業大学AO入試(4問5時間の数学1科目入試)を目指すことにしました。
  4. 滑って無気力に:
    努力は実らず不合格。数学しか勉強してこなかったため燃え尽きたように1ヶ月ほど無気力でした。
  5. 私立に切り替える:
    自分は物理も出来るんじゃないかと思い立ち、英数物で受験できる私立大学をリサーチして出願。受験結果は数物9割と英語ほぼ0の状態で合格。

一旦は低偏差値のバックグラウンドから抜け出せたがーー

順調ではない大学生活に苦労

有名私立大学に入学後は、私より数学が出来る人に囲まれて楽しい数学ライフが送れるとすごく楽しみでした。

入学直後は順調な生活を送る

友達もすぐに4人できて、夜通し遊んだりもして学生生活エンジョイしていました。

サークルは数学研究会に入会し、数学のできる先輩たちに厳しく指導されてサークルもすごく楽しかったです。

英語ができないのにハーバードを目指す

第一志望に落ちた私は、まだまだ上に行けると思っていました。

もともと勉強が出来なかった私でもこの大学に来れたんだから、今からならハーバードだっていける。偏差値43の高校からここまで登りつめたんだから。

本気でそう考えていました。夢見るバカの再誕です。

アメリカ大学院は学費無料で生活費も貰えるらしいよ

そういう情報を見つけた私は、本気でハーバードを目指すことにしました。

学費も奨学金とバイトでの自腹だったので、お金がもらえるアメリカを目指さない理由がありませんでした。

目標宣言で笑いを取る

オレ、ハーバード行くわ!

友達にそう話したとき、皆笑ってくれました。私にとっては冗談交じりの本音でした。

その時のTOEICの点数が250点程だったので、友達もさすがに一笑に付すしか無かったのでしょう。

英語の得意な友達に勉強法を教えてもらい、ネットでも調べに調べて、英語の勉強を大学1年生の終わり頃から始めました。

これが、私の人生はじめての英語の勉強です。

最初は英語力もメキメキ伸びた

「高い夢を掲げればそこそこの結果は得られる」と考えて英語の勉強をまじめに頑張りました。

ハーバードは無理でもカリフォルニアバークレーくらいなら...

なんて馬鹿なことを考えていたのもこの時期です。

貧乏ならではの経済的な問題

私は経済的な問題も抱えていました。

「学費」「通学費」「携帯代」自分にかかるすべての費用が自己負担でした。

奨学金貸与月額12万+5万円を受けても、学費と通学費だけで消える。

足りない費用はバイトで稼ぐしかありませんでした。

平日のタイムスケジュール
6〜9時 起床&通学
9時〜16時 授業
16時〜19時 帰宅
19時〜22時 勉強

この状況でどこにアルバイトをする時間があるんでしょうか?

私が見つけた解決策は、夜勤アルバイトでした。

土日のタイムスケジュール
8時〜15時 勉強
15時〜21時 就寝
22時〜8時 夜勤バイト
日曜は6時あがりでそのまま通学

勉強にも手は抜きませんでした。

学内の成績トップ2%だけが受けられる給付型奨学金に採用されれば、授業料の約半分が給付されるからです。

「数学」「経済」「英語」ほぼ全ての科目でいい成績を取り、2年次の単年度GPAは3.7ほど取れました。

頑張ったのに英語は伸びなかった

自分なりに本気で頑張ってきたつもりでした。

二年生の終わりに学校強制で受けさせられるTOEICでは、さぞいい点が取れると期待していました。

一年前は200でしたが、今年はもしかしたら900いっているかもしれない。

そんな期待をしていたのですが、結果は驚くべきことに450でした。

人生で初めての挫折です。

寝る時間も削って頑張って勉強したんです。

「3ヶ月勉強すればTOEIC900を取れる」というネットの情報に騙されました。

「自分は英語が苦手だから3ヶ月は無理でも1年あれば900は取れるだろう」と軽く考えていました。

でも、450でした。私は英語が怖くなりました。

再チャレンジすべくTOEICを再び申し込んでも、試験当日に仮病をすることを何回も繰り返しました。

TOEICの点数を上げるために、決して安くはないTOEIC講座に身銭を削って通おうとすると、1日目で逃げてしまいました。

今でも英語が怖いです。

ハーバードの夢が消える

3年生のときはは給付奨学金も受けられて、非常に学校生活が充実していました。

夜勤アルバイトもやめ、さらに勉強に集中しました。

結果的に3年次にはGPA4を取ることができました。サークルにも熱をそそぎ、数学研究会では初の試みを私たちの代でいくつも成し遂げました。

ところが、私の心の傷は癒えませんでした。

英語なんて無くなってしまえ!

英語が問題でした。英語がなければ、アメリカには行けません。

英語に打ちのめされた私は、英語の恐怖が消えず、英語の勉強を続けられず、アメリカ大学院留学を諦めました。

自分には英語の才能がない。最初から無理だったんだ

その思いは卒業まで消えることはなく、同大学の大学院に進学することになります。

アメリカ大学院留学こそ一旦諦めたものの、学内での成績は良かったため学部は首席で卒業しました。

卒業研究の取り組みで学内賞もいただき、卒業時には卒業生代表に選ばれ、卒業式で答辞も読みました。

本当に才能がない

大学院に入った後も、アメリカ留学を諦めることはできませんでした。

コツコツ英語を勉強するなか、数学の勉強が疎かになっていきました。そして私は大きなことに気がつくのです。

私には数学の才能もなかった。何を研究すればいいのかわからないのです。

指導教官から問題が渡されても、証明のアイデアが全く思い浮かばないのです。

自分に武器が足りないのかアイデアが足りないのか、何が不足しているのかもわかりません。

唯一の精神の在りどころだった数学という支えがなくなり、私は人生で初めて挫折を味わうことになりました。

現実逃避の再開

中学時代の3年間は全てオンラインゲームに充てていた私ですから、現実逃避は得意分野です。

勉強する気も起きなくなった私は、当時発売されたスプラトゥーンという任天堂のゲームにはまり、また現実逃避をすることになります。

精神の限界を感じた

学校にも行かなくなり、授業は受けず、ご飯を食べてはゲームをして寝る、そんな生活を続けてました。

ここまで堕落した私ですが、往生際はすこぶる悪く、アメリカ大学院留学はまだ諦めていませんでした。

8月に受けたTOEFLは80点でほぼ最低ランクでした。「流石にもう留学は無理か」そう思いました。

それと同時に、数学を諦める決意もつきました。

私の人生を変えた数学。夢を与えてくれた数学。でも本当は、数学の才能なんて私にはなかった。

足を引っ張る英語。初めての挫折を与えてくれた英語。英語を勉強する時間を数学にあてていれば、もう少しはましになったのかな。

もう、頑張れない。
もう、無理だ。
やめよう。

親に大学院をやめることを告げました。アメリカの大学院へ出願することを含め、その時にいた大学院もやめると伝えました。完全にドロップアウトすると。

親は私のことをよく理解していますから、一旦言い出したら聞かないことはわかっています。

辞めてもいいけど、その前にお世話になった指導教官には挨拶してきなさい

その翌日、指導教官の研究室を訪ね、大学院をやめることを告げました。

やめることは簡単だけど、いまここで辞めたら、いつまでも逃げ続ける人生になる

指導教官の返答は全て予想通りでした。

自分でも分かっていたことです。

一生逃げ続ける人生を私は選びたいと思っているわけです。

帰りの電車で、指導教官の声が頭に響きます。同じ言葉を誰に言われても響かないのに、先生が放った言葉は頭から離れないんです。

それでも逃げることを選択した私は、その夜、私の机にある数学書を全て捨てることにしました。

本棚にある参考書も、英語の本も、全てゴミ箱に捨てることにしました。

過去への決別です。

参考書を手に取り、ゴミ箱に向かい、その本たちを捨てようとしました。やっと楽になる。やっと解放される。そう思いました。それなのに、私にはそれが出来ませんでした。本を捨てることが出来ませんでした。

それどころか、困ったことに、何故か涙が溢れてくるんです。

人生で初めて、自分のことについて泣きました。その時ばかりは悔しさともわからない、どうにも表現しがたい感情がこみ上げてきました。

結局、過去を捨てきれなかった

過去の自分をばっさり切り捨てて楽になる道を、私は選べませんでした。

このときに初めて、心の底から私が本当に望むことは何なのかを理解しました。

それを理解した途端急に前向きになれたわけでもありませんが、思考が少し変わりました。

ダメでもいいから、大学院出願だけしてみよう。ダメ元だから傷つくこともない。もしダメだったら、その時に全てを諦めよう。

結果的に、出願した8校の中から1つだけ合格をもらいました。

全てを諦めそうになったときに現れた蜘蛛の糸なので、掴まずにはいられませんでした。

アメリカに行ってみて、ダメだったらそれはその時だ。そう考えて、人生の大きな一歩を踏み出してみることにしました。

まとめ

自分に絶望し、今まで歩んできた道を諦めようとするも、それに失敗。

「やるだけやってみる」の精神で出願したアメリカの大学院から不合格が続く中、突然ある1校から合格をもらいました。

ダメでもやるだけやってみるの精神は大事だということです。

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