そう思っている時期が、私にもありました。
試験の勉強から離れてひたすら楽しみながら多聴をし続けた結果「TOEFLリスニングで2問ミス」まで聞く力が上がったので情報共有をさせていただきます。
どれだけ聞いてどれだけ勉強しても伸びが感じづらい。いつまでたっても聞こえないものは聞こえない。打開する唯一の方法は楽しく多聴すること。
多聴の嬉しい効果
面白い題材を選んで楽しく学べる
どうせ勉強するなら楽しく勉強したいですよね。
そういう人には、自分の好きな題材を選んで聴くだけでリスニング能力を上げていきたい人はポッドキャストがおすすめです。
勉強は楽しければ自然と続きます。私もそうでした。
もちろんTOEICやTOEFLなどの試験目的の人は試験用のリスニング対策も並行しなければいけませんが、リスニング能力の底力を伸ばすなら、遅かれ早かれポッドキャストにたどり着くでしょう。
リスニングのシャワーで耳が慣れる
だいたいのポッドキャストの長さ10分から1時間までです。
寝る前に1時間ポッドキャストを聴くだけで、1年経てば365時間リスニングの勉強をしたことになります。
英語の勉強はたとえ同じ時間勉強するとしても、短期間で一気にやるよりも長期間でちょっとずつやったほうが定着すると言われています。
毎日ある程度の時間英語を聞き続けていると、リスニング能力が格段に上がっていくことに気付くでしょう。
聴けば聴くほど耳から入ってくる英語の情報処理の負担が小さくなっていくためです。
生きた英語が聞ける
生きた英語が聞けるっていうのは一番重要なことかもしれません。
試験勉強をするにしたって、究極的にはやっぱり英語をペラペラ喋りたいし相手の言ってることも理解したいじゃないですか。そうなると生きた英語独特のスラングや表現を吸収したいですよね。
ネイティブのポッドキャストを聴くことで、ネイティブの表現を自然に学ぶことが出来ます。
日本の化石英語とは違います。いつまでバカみたいな文法の勉強をさせるんだって思う人がいても仕方ないですね。
おすすめ多聴:ポッドキャスト編
1位ALL EARS ENGLISH
おすすめ度 |
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話す速さ |
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時間 |
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語彙レベル |
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内容 | 日常生活の中でどうやって英語を使うかを女性スピーカー二人がロールプレイ形式で教えてくれる。また、英語表現だけでなく、アメリカのカルチャーの話も良くしている。 | ||
コメント | 合計1000を超えるコンテンツ量があり、毎話10分〜20分と空いた時間に聞きやすい。英語表現やカルチャーの話がメインで英語学習者には嬉しいことばかり。スピーカーは二人とも英語の指導訓練を受けたことがあり、わかりやすく英語表現を説明してくれる。英語学習者向けポッドキャストなだけあって、難しい語句は使っていない。話す速度は速いが慣れてしまえば問題はない。 | ||
サイト | ALL EARS ENGLISH |
2位BCC LEARNING ENGLISH
おすすめ度 |
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話す速さ |
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時間 |
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語彙レベル |
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内容 | 興味をそそる題材を扱っていて、英語学習というよりも英語で話を聴くということに適している。題材はかなり幅広く、ダイエットから政治まで何でもござれ。 | ||
コメント | 今回紹介するポッドキャストの中では唯一イギリス英語のポッドキャスト。話す速度はTOEICと同じくらいだが、イギリス英語を聞き慣れない人にとっては少しやっかいかもしれない。語彙レベルは題材によってばらつきがあるが、平均してみるとそこまで高くはない。母体がBCCというだけあって質がかなりよく、聞き流すだけではもったいないレベルの題材ばかり。スクリプトもあり英語学習者のことを考えられている点もGOOD。コンテンツ量は多いが1つあたりの時間が6分と短いので、スキマ時間活用には最適。 | ||
サイト | BCC Learning English |
3位STUFF YOU SHOULD KNOW
おすすめ度 |
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話す速さ |
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時間 |
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語彙レベル |
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内容 | アカデミックで興味をそそる内容を扱っている。アカデミック内容の合間合間にスピーカー二人のアメリカンユーモア溢れるジョークが入るので、時折笑える。 | ||
コメント | TOEFL対策には完璧どころかtoo muchすぎるポッドキャスト。1話あたりの時間も1時間程度のものが多く、聴き応え有りまくり。少しアカデミックな内容なので語彙レベルはTOEFLレベルで高め。長年運営されているためコンテンツ量も多く1年聞き続けても消化は出来ない。すでに紹介したポッドキャストでは物足りない人にはオススメできるが、英語中級者には少し難しすぎるだろう。話す速度が速い上にネイティブ同士の普通の会話のトーンで話が進むので、TOEFLよりレベルの高いリスニング教材とはなる。 | ||
サイト | Stuff You Should Know |
効果が出る目安は500時間
何時間ヒアリングをすれば楽に英語が聞けるようになるのか?その断定は難しいですが、個人的に数百時間は必要だと考えています。
ポッドキャストだけだとどうしてもつまらなくなるので、洋画や海外ドラマなどで多聴をすることも、長続きの秘訣だと思います。
私のドラマ・アニメ多聴時間まとめ
- サウスパーク:300話*22分
合計3周で330時間聴き続けました。この段階ではTOEFLで20点を前後しています。スラングが多いですが難しい言葉は使っておらず、内容も尖っていて面白いです。 - FRIENDS:236話*25分
合計2周で200時間聴きました。色んな英語表現を学べましたし、TOEFLのリスニングで困ることもほぼなくなりました。 - SUITS:108話*50分
1周だけなので90時間分の多聴ですが、かなり難易度が高かったです。最初のシーズンの十数話はほとんど話がわからず、シーズン3くらいでやっと半分が理解出来る程度でした。このレベルでやっとTOEFLリスニングでわからない問題がなくなりました。 - BIG BANG THEORY:233話*20分
3周で合計220時間多聴しました。平均的な難易度でいえばSUITSのほうが上ですが、BIG BANG THEORYはこの4つの中だとユーモアセンスが飛び抜けています。FRIENDSのような友情感動話もありながら、サウスパークのようなぶっとんだ台詞もあって、一番おすすめです。
楽しく多聴をする際の注意点
いきなり洋画や海外ドラマで英語学習をはじめようとするととても苦労します。
私自身も1回みただけで理解はできず、何度も見直すことでリスニング力を上げてきました。特にSUITSなんかはシーズン3までほぼ何を言ってるかわからない状態でしたが、慣れればどうにでもなります。
大事なのは楽しく学習することなので、字幕を付けたりして、長くゆるくリスニングしてみてください。
楽しく長く継続することが大事
TOEFLやTOEICに短期で直接効果が出るわけではありませんが、長期で見れば根本的な英語力が必ず付きます。騙されたと思ってためしてみてください。
はじめから1時間のポッドキャストはきついと思うので、まずは1日10分や20分のポッドキャストや海外ドラマ・アニメから初めてみてはどうでしょうか。