受験数学に必要な勉強時間は1000時間!東大・京大・医学部でも十分

受験生の諸君!もしくは数学初心者の諸君!こんなことを考えたことはないですか?

「数学って何時間勉強すれば出来るようになるんだろう」

あなたの現在の数学レベルに関係なく、どれだけ難しい大学を狙うにしても、1000時間もあれば十分だと私は思います。

これは私の経験上出てくる数字でもあります。

1200時間あれば東大数学で8割

まず、この勉強時間の目安というのは、自分自身の経験から算出しています。偏差値43の公立高校にしか入学できなかったバカな私の経験です。

1000時間という一つの目安

”1200時間も勉強すれば東大数学でも8割取れるようになる”とは、正直断言できません。数学は水物の要素が強く、いくら数学が出来ても、安定して取るとなれば7割以上が限度でしょう。

受験数学で必要な得点率というのは大体6割から7割です。数学においては6割くらいの大学が多いんじゃないでしょうか。

どれだけ勉強しても8割以上は難しい。けれども1200時間勉強すれば7割は安定して取れる。以上のことを考えて、一番戦略として良さそうなのは

”1000時間勉強して安定して6割以上を取ること”

です。1000時間はとてもキリがいい数字ですし、勉強計画も立てやすい点はGOODです。

数学が苦手・不必要な人の場合

1000時間というと、1日3時間勉強すれば1年でカバーできる時間ではありますが、数学だけに1000時間も勉強時間を割けない人もいると思います。

もちろんそういった人たちは、自分の出来と相談してその都度勉強を終えてもらう必要があります。共通試験対策に1000時間費やすのは明らかなオーバーワークですからね。

ただ私が主張したいのは、1000時間も数学を勉強すれば、あなたの数学力はどこにでも通用するよということです。そこだけは覚えておいてください。

勉強は量より質?

勉強時間を気にするのはダメだという人がいます。勉強は量より質だから、どれだけやるかより、何をどうやるかが重要だという主張です。

量も質も大事

元も子もない結論を言ってしまえば、量も質も大事だと私は思います。もう少し踏み込んだ意見を言わせてもらえば、量の方が大事だと思います。

もちろん量だけにこだわるのも、質だけにこだわるのも、よくないですけどね!ここで、私たちが出来ることは一体何か、少し考えてみてください。

質は自分で調整できない

質の方が大事だという意見も、ある種の合理性はあるんですが、これはただの理想論にすぎません。質というのは自分ではコントロール出来ないからです。

勉強に集中したり、正しい勉強法で勉強することが、それすなわち質の高い勉強になるんですが、”学習者には正解がわからない”です。

どういう勉強法で、どういった参考書を学べば正しいのか?勉強に集中しようとして、簡単に出来るものなのか?少し考えてみればわかることですが、これらのことは自分ではどうしようもありません。

そして何より、自分が集中できていると感じる時に、本当に集中できているのかという問題は残ります。

結局、質の良い勉強というのはただの理想論であって、コントローラブルではないんです。

量を増やすしかない

私たちができる唯一のことが、量を増やすことです。量を増やして学問に触れる時間が長くなれば、その学問の捉え方がわかってきます。

つまり、量を増やせば増やすほど、正しい勉強の方法が経験的に理解できてきます。よって勉強時間が増えれば自然と質は高まります。

集中して勉強できるかどうかも同じことです。人間の慣れとは恐ろしい習性で、量をやればやるほどその量に慣れてきます。結局、より低い負荷で同じ量の勉強ができるようになり、集中力を保ちやすくなります。

とどのつまり、質を上げるということは結局、量を増やすということに帰着されます。

だから、勉強時間を気にすることそれ自体は、何らおかしいことではないというのが、私の言いたいことです。

まとめ

どんな大学のどの学部を目指すにしても、数学の勉強時間は1000時間あれば十分に足ります。

一つの目安として、勉強プランを立ててみてはいかがでしょうか?

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