数学は暗記じゃない!才能が無くても努力で東大数学だって解ける

こんにちは、Always Study管理人のぺんたとんです。

今回は”数学は暗記ではない理由”をメインに記事にしました。

暗記とは何なのかも改めて考え直す機会になれば幸いです。詳しくは続きを御覧ください。

暗記にも2種類ある

自転車の乗り方も暗記

皆さんおそらく、自転車には乗れると思います。自転車にのるためにトライアンドエラーを繰り返して、乗り方を学んできたから乗れるようになったはずです。実験を繰り返してその経験から脳が記憶する。気づいたときには無意識でハンドル操作が出来るようになる。これをエピソード記憶と言います。

英単語の覚える事も暗記

英単語を覚える時は、トライアンドエラーを繰り返すのではなく単純暗記によって覚えます。ひたすらその単語を覚えようとして、繰り返し見て覚える。これ意味記憶といいます。私達が一言で暗記と言った場合、多くはこの意味記憶を意味します。

数学の暗記

数学という地図の読み方

今あなたは見知らぬ土地に来ていて、あるポイントに辿り着かなければいけないという状況を考えてましょう。最初の一度だけ道案内をしてくれる人がつきますが、後日また来る際は一人で目的地まで行かなければなりません。

どのような道の覚え方をすれば同じ目的地に着くか、それを考えてみてください。

1道を丸暗記する

道の丸暗記が出来るなら苦労はしないはずです。一度案内されただけでどの道を行きどの点で右に曲がるか、そういうことを逐一覚えていけるのなら、丸暗記という方法がベストでしょう。

”数学は暗記だ”と言った時、多くの人はこういった丸暗記のことを想像しますが全くの見当違いです。

2エピソードを記憶する

だいたいの道を覚えていても、二回目に来た時に同じ目的地にすんなりとたどり着けるわけではありません。

何回か間違った道に入って、ときには迷路のような入り組んだ地形に捕まるかもしれません。そういった間違いのエピソードを記憶して、どこに行けば間違いか、どこで道を間違ったか、何か目印はないか、そういうことを経験から学んでいった結果として目的地にたどり着くことが出来ます。

数学地図の作り方

数学はさながら迷路のようなものです。スタート地点とゴール地点は明確だけど行き方がわからない。ゴールへの行き方を覚えることを暗記と読んでしまえば数学は暗記になります。

ですが、数学で言う暗記は”エピソード記憶”のことを指します。つまり、トライアンドエラーを繰り返して自分の脳内に数学の地図を作っていく動作のことを言います。

正解の道をたどるだけじゃなく、失敗の道を作っていくことでも地図は広げていけます。その失敗の道は、違うゴールへとつながっているかもしれません。歩んできた道全てが自分の武器になるわけです。

そもそも丸暗記こそ才能

なぜ”数学は暗記だ”と言われるようになったのかというと、数学の才能やセンスが無くても最も簡単らしい暗記で受験数学を乗り越えることが出来ると多くの人を惹きつけたからです。

確かに、数学の解法を暗記出来るのであればそれが一番ラクです。考えることを必要としない丸暗記が容易に出来る事限定ですが。一度景色を見ただけでその景色が脳内に写真として残る人も居るように、数学を丸暗記出来る人が居るとすればそれこそ才能です。

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結論

「数学は暗記だ」「数学は暗記じゃない」

どちらの意見に耳を傾けるのも自由ですが、そういう意見を聞くときは"暗記"という言葉の意味をしっかりと考えてみなければいけません。自分の都合のいいようにだけ解釈すると間違った勉強法に導かれてしまうので注意してください。

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