今回は”大学受験相談”の記事です。
数学を伸ばしたいけど勉強に不安を持っている現役生や浪人生の方はぜひ読んでみてください。
相談内容とその回答
今回の相談者は東京大学志望の高校2年生。模試ではいい点数がとれているものの、今後の勉強プランにあまり自信がない様子でした。
相談内容
まずは相談メッセージありがとうございます!
メールでいきなり東大という名前を出されて「おぉ...」ってなりました。
学習計画についての悩みということで、お役に立てれば幸いです。
駿台でも70近く偏差値とれてるのは、純粋にすごいですね。
私なんか現役2年生のとき進研の数学偏差値50でしたからね。
今の時点でそれだけ取れればもうほぼ東大合格したようなもんですよ。
単元ごとに穴がある......このまま順調に苦手分野を潰していきたいということで、しっかりと考えていますね。
基本に戻って苦手分野を復習する心意気もすばらしい。
青チャートを使う辺りもGOOD。
青チャートを終えただけじゃ東大数学は解けないと思っているってことですかね?
世の中には青チャートだけで十分と豪語する人もいますが、個人的には青チャートだけで終わる理由は無いと思います。
そういう意味ではギャップを感じるのは正しいこと。
受験1年前からそこまで具体的に自分の力を判断できるって普通に尊敬します。
将来勉強すべき参考書にもアタリをつけていて脱帽です!
一対一と新数学スタンダード演習で入試典型問題は解けるようになるので、東大でも合格点は取れると思います。
あまり心配せずに予定通りに勉強をして大丈夫。GO FOR IT!
勉強って量より質だよねっていう話は皆するんだけど、結局本質的に重要なのって量なんですよね。量をやれば質は勝手にあがっていきますからね。
話は逸れましたが、数学は1日3時間勉強出来れば十分も十分。むしろ十二分。
ちなみに、机にむかって勉強するだけじゃなくって、通学中に頭の隅で考えるだけでも数学力は上がります。
1対1対応と新数学スタンダード演習の問題数って思ってるより半端なく多いですよ。全然少なくない。
1対1対応の5冊だけで累計700問ありますからね。
1題30分考えながら解いて、解答を10分で理解して、分からない問題を復習をしたとしても700時間はざっとかかります。
加えて新数学スタンダード演習をやることを考えると普通は時間が足りないくらいです。むしろ、これが全て消化できるスタミナと時間的余裕があるのなら、これはかなりの強み!
もし時間的余裕があるなら、新数学演習や月間大学への数学で演習を積むのもありですし、一番のおすすめは東大・京大数学25カ年の合計300問を解くのもいいですね。
これだけで東大数学で7、8割は安定して取れるようになるはずです。
おわりに
受験生に不安はつきもの。
少しでも不安を解消出来たのなら、冥利に尽きます。
また何かあったらいつでも相談してください!